2017年05月12日

仁川女児誘拐・殺害事件、19歳「共犯」少女を逮捕

 小学生女児誘拐・殺害事件を捜査している仁川・延寿警察署は11日、高校を中退した容疑者の少女(17)から損壊した遺体の一部を受け取って捨てた疑いで別の少女(19)の身柄を確保、裁判所に逮捕状を請求することにした。

 19歳少女は先月29日午後5時44分ごろ、ソウル市内の地下鉄駅で、17歳少女が殺害した女児(8)の遺体の一部を受け取り、遺棄した疑いが持たれている。警察は17歳少女の犯行当日の行動を捜査する過程で、「年上の知り合いに遺体の一部を入れた紙袋を渡した」という供述を得たため、10日午後5時24分ごろ、19歳少女の身柄をソウル市内の自宅前で確保した。

 警察によると、17歳少女は先月29日昼12時47分ごろ、女児を家に連れて行き、首を締めて殺害した後、遺体の一部を団地の屋上に捨て、残りはビニール袋に入れてから茶色の紙袋に入れたという。

 そして同日午後4時30分ごろ、地下鉄でソウル市内の地下鉄駅に移動し、19歳少女に会って紙袋を渡した。2人はそれから約3時間にわたり一緒に食事をしたり、同市内を歩き回ったりして時間を過ごした。17歳少女は再び地下鉄に乗って午後9時47分ごろ、仁川に戻ったところを警察に捕まった。

 2人は今年2月、殺人や猟奇的な内容を扱うアプリのチャットルームで知り合ったという。2人はそれから頻繁に電話で話し、先月は3・4回会っていたことが確認された。19歳少女は高校を今春卒業したが、進学・就職はしていなかった。

 19歳少女は警察に「17歳少女から電話をもらって出かけたところ、プレゼントだと言って紙袋を渡されたので受け取った。紙袋は封がしてあったので、中身が何か知らなかったが、(話をしているうちに)遺体の一部のような気がしたので、家の近くのゴミ箱に捨てた」と話したとのことだ。この遺体の一部はまだ発見されていない。警察は「19歳少女が犯行現場にいなかったことは確認できたが、犯行前から共謀・指示した可能性もあるため捜査をしている」と説明した。



Posted by サヤ at 11:15│Comments(0)
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