あなたのお祝いは、私のお祝いの国民性

仲良しのパトリス、ソフィー夫妻から、今年の結婚10周年のお祝いのイべントについての案内があったのは昨年の7月のことでした。なんと10年前の7月に結婚式を挙げたスペインのコルシカ島で、もう一度、友人たちを集めてl0周年の結婚式をやるのだそ、スさすがに教会での式はありませんが、ソフィーはまたドレスを着て盛大に行うそうです。

そして10年前と大きく違うのが、当時、出席者のほとんどが独身で子どもがいなかったのですが、今回はみんなフアミリーで来るということ。つまり二人はその日のために一争かゆで準備をしているわけです。これがパトリス、ソフィーのカップルの結婚l0周年記念日の過ごし方。なんていいアイデアなんだと触発されたシャルル・エドワードは、「僕たちもやろう！また日本からもみんなに来てもらおう。すごいことになりそうだなぁ」と、自分の発案にすでにウキウキ。「イヤよ」私の冷めた一言。基本的にパーティが苦手な私は、特別なことはしたくないのです。

でも、私の願いどおりになるかどうかは、この夏のパトリス、ソフィーのパーティー次第。…ああ。元来、人が集うことが好きなフランス人は、何かにつけてパーティを開いているような気がします。一番多いのがバースデイパーティ。特に30歳、35歳、40歳といった節日の年には、とこか場所を借りて100人近くが集まるようなパーティをしています。

ちなみに会費制ではなく、招待する側がすべてを取り仕切ります。そうでなくても、しょっ中、友人宅ではバースデイパーティが催され、お招きを受けます。