2015年07月20日

合繊各社が節電・涼感グッズを拡販

東洋紡の蒸れにくいクッションは売れ行きが好調で、販売目標を倍増。帝人の子会社は保冷剤入りの「ネッククーラー」を投入する。東洋紡が発売したクッションには、網状のスプリング構造で通気性の高い独自素材「ブレスエアー」を採用。ウレタン素材を使った通常のクッションよりも座った面の温度上昇を抑えられ、蒸れにくいのが売り。ウレタンと異なり、カバーから取り出して水洗いもできる。販売先を企業や学校、レストランなどに限定し、当初は1万枚程度の販売を計画していたが「すでに4000-5000枚売れた」(生活・産業資材事業部の宮崎晴彦部長)。

このため販売目標を2万枚程度に引き上げた。帝人子会社の帝人ファイバーも、首を冷やすためのジェル状の保冷剤を挟んだネッククーラーを6月下旬に発売する。2010年6月に投入した前身の商品は、記録的猛暑を追い風に約2万本を完売。今年は約10倍の生産計画を立てて臨んだが、東日本大震災に伴う夏場の電力不足で「引き合いがさらに強くなっている」(帝人)という。ネッククーラーは全体を水に浸し、吸収した水分を素早く拡散・蒸発させることで涼感が得られる仕組み。新商品では、首筋と触れる裏地部分に「接触冷感」に優れた超極細のポリエステル繊維を新たに採用した。



Posted by サヤ at 16:20│Comments(0)
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