2016年06月18日
まるで魔法使いのよっに思えた

僕は、へンリーの店に並べられたアンティークとは呼べない、錆びたおもちゃの車や、動かない目覚まし時計、どこかのホテルの鍵の東や、今はもっ無いレストランのメニューといったガラクタが大好きだった。
たどたどしい革杖囲しか話せない僕に、へンリーはとても親切にしてくれた。 ゴミにしか見えない古ぼけたお菓子の缶も、へンリーが手に持つと、あたかも高尚なアートのように見えた。まるで魔法使いのよっに思えた。
Posted by サヤ at 12:23│Comments(0)