2016年11月16日

大混乱なかった126万人の朴大統領「退陣デモ」に“仕掛け人”がいた

 韓国・ソウルの光化門広場などで12日に行われた朴槿恵大統領(64)の退陣を求めるデモはソウル市の推計で126万人以上もの参加者が集まる空前絶後の規模となった。これだけの人が集まりながらも死傷者ゼロで、平和裏に行われたのには、“仕掛け人”がいた。

 大規模デモで問題となるのは、トイレやゴミ問題だ。「コーヒーも飲まずに店内のトイレだけ利用するデモ参加者が続出した」という飲食店の嘆きや、ゴミも散乱したが、デモ後には片付けが行われたという。

 またトイレは大行列となったが、立ちションや野グソをする不届き者の話は特段、報告されなかった。

 デモ隊56人と警察官8人がもみ合いなどでケガをしたが、重傷者はなし。また強制排除に抵抗した23人が連行されたものの大混乱には至らなかった。

 実はこのデモ、“ソウル市全面協力”といえなくもない官製デモだったのだ。

 ソウル市長の朴元淳氏(60)は革新系として知られる社会運動家出身の弁護士で野党「共に民主党」の次期大統領候補と目される人物なのだ。

 ソウル市は事前に仮設トイレを設置し、「広場周辺のトイレ地図」まで作成しデモ参加者に配付。

 この地図はトイレが使える時間まで丁寧に書かれたもので、駅のトイレも開放された。

 地下鉄5号線では混雑緩和の対策で本数を増やし、終電時間も延長された。



Posted by サヤ at 11:18│Comments(0)
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